本教室 伊藤大将特任助教の脳卒中後VCI予防に関する研究が、公益財団法人日本生命財団「2026年度 若手実践的課題研究助成」に採択されました
投稿日:2026年9月24日
慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室 特任助教(作業療法士)
伊藤 大将
■財団名・助成事業
公益財団法人日本生命財団(ニッセイ財団)
2026年度「高齢・地域共生社会助成」実践的研究助成
若手実践的課題研究助成
■研究テーマ / Research Subject
脳卒中後VCI予防に向けた家族-医療者連携支援モデルの構築
■内容 / Contents
脳卒中後には認知機能の低下を生じることがあり、日常生活や社会参加に大きな影響を及ぼします。こうした脳血管障害に関連する認知機能障害は、VCI(Vascular Cognitive Impairment:血管性認知障害)と呼ばれます。認知機能の低下を予防するためには、身体活動や認知活動などを退院後も継続することが重要ですが、患者本人だけで続けることは難しく、家族や医療者による支援が欠かせません。
本研究では、回復期リハビリテーション病院を退院した脳卒中患者の家族を対象として質問紙調査を行います。退院後の支援において家族が感じている困難、現在受けている支援、家族のみで実施できる支援、医療者の関与が必要な支援などを調査し、支援の実態と課題を明らかにします。
さらに、調査結果を基に、家族と医療者がそれぞれ担う役割や連携方法を整理し、「誰が・何を・どこで支援するか」を体系化した「家族-医療者連携支援モデル」の構築を目指します。
本研究の成果は、退院後の認知機能低下予防を支える支援体制の整備に役立つとともに、地域で継続可能な支援プログラムや、デジタルヘルスを活用した新たな支援方法の開発につながることが期待されます。



