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業績

中山晃医師秋学会にて最優秀賞を受賞

中山晃医師秋学会にて最優秀賞を受賞

令和7年10月23日から25日に北海道旭川市民文化会館・アートホテルで開催された第9回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会において、当教室の中山晃医師がYoung Investigator Award(YIA)最優秀賞を受賞した。

本賞は40歳以下の若手研究者を対象にリハビリテーション医学・医療における学術研究の育成と症例のために設立された賞であり、事前審査と当日の口述発表により12名の候補者から受賞者が選ばれた。

学会名:

第9回日本リハビリテーション医学会秋季学術集会

演題名:

脳卒中上肢麻痺患者に対する痙縮の経時的評価:MTSとMASの反応性比較

演者名:

中山晃(慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室)

共同演者:

土方奈奈子、伊藤惇亮、川畑有紗、紙本貴之、川上途行、辻哲也

賞名:

Young Investigator Award(YIA) 最優秀賞

概要:

脳卒中後上肢麻痺患者の痙縮評価に広く用いられるModified Ashworth Scale(MAS)とModified Tardieu Scale(MTS)の反応性を比較した。随意運動介助型電気刺激装置を併用した集中的ニューロリハビリテーション介入により、MTSはMASよりも痙縮変化をより鋭敏に検出する可能性が示唆された。本研究は、痙縮評価法の有用性や標準化に関する今後の検討に資する知見を示した。