研究責任者 所属 リハビリテーション医学教室 職名 准教授 氏名 辻 哲也
実務責任者 所属 リハビリテーション医学教室 職名 准教授 氏名 辻 哲也
連絡先電話番号 03-5363-3833
このたび当院では、 上記のご病気で入院・通院されていた患者さんの診療情報を用いた 下記の研究を実施いたしますので、 ご協力をお願いいたします。この研究を実施することによる患者さんへの新たな負担は一切ありません。また患者さんのプライバシー保護については最善を尽くします。本研究への協力を望まれない患者さんは、その旨、辻 哲也までご連絡をお願いします。
1.対象となる方
慶應義塾大学病院腫瘍センターにて食道癌・胃癌・大腸癌・肝臓癌・膵臓癌・胆管癌治療のため通院し、外来化学療法を受けた方
2.研究課題名
外来化学療法中の消化器癌患者の身体活動と体力に関する研究(先行研究で得られた既存データを再利用して行う観察研究)
3.研究実施機関
慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室
4.本研究の意義、目的、方法
外来化学療法中の食道癌・胃癌・大腸癌・肝臓癌・膵臓癌・胆管癌患者様の体力がどのような要因(年齢、癌の進行度等)により影響されるのかを分析・検討する事が目的です。
5.協力をお願いする内容
2012年~13年にご協力いただいた「外来化学療法中の消化器癌患者様の体力に関する研究(承認番号20120312)」の調査結果(下記の①~⑥)を再度利用して、分析・検討を行い、その結果を専門学会で発表および学術誌へ論文投稿させていただきます。
- 認知機能の検査として、検査者と同じ指の模倣(形を作る)をして頂きました。
- がん関連症状として副作用の状況をお聞きしました。評価法として、症状評価尺度日本語版(Suport Team Assessment Schedule-J:STAS-J 症状版)、有害事象共通用語基準version 4.0日本語訳JCOG版(Common Terminology Criteria for Adverse Events:CTCAE v4.0-JCOG )を用いました。身体活動として、国際標準化身体活動質問票international physical activity questinnaire(IPAQ)日本語版ショートバージョンを用いて聞き取り調査しました。
- 一般全身状態として、全身状態(Performance Satatus:PS)を評価しまた。
- 日常生活動作として、Barthel index(バーセルインデックス)という評価を用いて聞き取り調査しました。
- 口頭でご職業をご確認しました。
- 調査開始時には背景因子(疾患名、年齢、性別、職業、癌のStage、手術後経過日数、抗がん剤開始からの経過日数、放射線療法開始からの経過日数、抗がん剤治療の状況や、採血所見)を電子カルテより事前に収集しました。
6.本研究の実施期間
2015年3月24日~2017年3月31日
7.プライバシーの保護について
- 個人情報の安全管理措置として測定期間中は患者IDおよび氏名を記入する欄を設けますが、研究終了日には切り取る事とし、個人が特定されないよう配慮します。
- データは指定された個人情報管理者が保管し、データの利用は研究実施責任者および分担者のみが行います。
- データを公表するにあたっては各個人の情報は一切公表しません。
8.お問い合わせ
本研究に関する質問や確認のご依頼は、下記へご連絡下さい。
氏名:辻 哲也
所属:リハビリテーション医学教室
職名:准教授
電話番号:03-5363-3833(ダイアルイン、平日9時30分~17時)
Fax:03-3225-6014