脳卒中後の麻痺側上肢の使用頻度を規定する項目を検討するため、当院に入院・通院された患者さんの診療情報を用いた医学系研究に対するご協力のお願い

研究責任者 所属 リハビリテーション医学 職名 専任講師 氏名 川上 途行

実務責任者 所属 リハビリテーション医学 職名 専任講師 氏名 川上 途行

連絡先電話番号 03-5363-3833

このたび当院では、上記のご病気で入院・通院された患者さんの情報を用いた下記の医学系研究を、医学部倫理委員会の承認ならびに病院長の許可のもと、倫理指針および法令を遵守して実施しますので、ご協力をお願いいたします。
この研究を実施することによる、患者さんへの新たな負担は一切ありません。また患者さんのプライバシー保護については最善を尽くします。
本研究への協力を望まれない患者さんは、その旨を「8 お問い合わせ」に示しました連絡先までお申し出下さいますようお願いいたします。

1 対象となる方

脳卒中後片麻痺が残存し、西暦2014年4月1日〜2018年12月31日の期間に慶應義塾大学病院リハビリテーション科を受診し、リハビリテーションを受けた患者

2 研究課題名

承認番号 20180334
研究課題名 脳卒中後の麻痺側上肢の使用頻度に関連する因子の後方視的解析

3 研究実施機関

慶應義塾大学病院リハビリテーション科・慶應義塾大学医学部リハビリテーション医学教室

4 本研究の意義、目的、方法

本研究は、脳卒中後片麻痺患者さんにおいて、麻痺のある手をどのくらい日常生活で使用しているか(使用頻度)、またそれに影響する因子について、麻痺の重症度や感覚障害、痙縮、利き手などに着目して後方視的に検討し、適切な機能改善の予測や、効果的なリハビリテーション治療指針を確立することを目的としています。

5 協力をお願いする内容

診療録に基づき、基礎的情報(診断、年齢、性別、利き手、ADL、これまでの治療内容、社会歴、既往歴、画像データ等)や経過、運動機能、感覚機能、筋緊張や痙縮の状態、電気生理学的検査などのデータを使用させていただき、解析を行います。

研究結果は、個人の情報が特定できない形で、学会発表や学術雑誌、およびデータベース上などに公表されることがあります。

6 本研究の実施期間

研究実施許可日(通知書発行日)〜2020年3月30日

7 プライバシーの保護について

  1. 本研究で取り扱う患者さんの個人情報は、氏名および患者番号のみです。その他の個人情報(住所、電話番号など)は一切取り扱いません。
  2. 本研究で取り扱う患者さんの情報は、個人情報をすべて削除し、第3者にはどなたのものか一切わからない形で使用します。
  3. 患者さんの個人情報と、匿名化した情報を結びつける情報(連結情報)は、本研究の個人情報管理者が研究終了まで厳重に管理し、研究の実施に必要な場合のみに参照します。また研究計画書に記載された所定の時点で完全に抹消し、破棄します。
  4. なお連結情報は当院内のみで管理し、他の共同研究機関等には一切公開いたしません。

8 お問い合わせ

本研究に関する質問や確認のご依頼は、下記へご連絡下さい。

また本研究の対象となる方またはその代理人(ご本人より本研究に関する委任を受けた方など)より、診療情報提供の停止を求める旨のお申し出があった場合は、適切な措置を行いますので、その場合も下記へのご連絡をお願いいたします。

川上 途行(かわかみ みちゆき)

慶應義塾大学病院リハビリテーション医学教室、リハビリテーション科

TEL:03-5363-3833(9:00〜17:00)  FAX : 03-3225-6014

E-メールアドレス:keiorehab@gmail.com